パスタに関する基礎知識

スパゲッティはパスタの一種

パスタとは、小麦粉と水を練り合わせて作られた食品のこと。
スパゲッティやマカロニなどの麺の総称です。

日本では食品表示法の下に制定された「食品表示基準」により「マカロニ類」が定義されています。
この基準では下図のようにマカロニ類を形状別に4つに分類しています。

マカロニ 2.5mm以上の太さの管状又はその他の形状(棒状又は帯状のものを除く。)に成形したもの
スパゲッティ 1.2mm以上の太さの棒状又は2.5mm未満の太さの管状に成形したもの。
バーミセリ 1.2mm未満の太さの棒状に成型したもの。
ヌードル 帯状に成型したもの。

パスタがおいしくなる小麦粉 デュラム・セモリナ

パスタは小麦の中でもパンや天ぷら粉に使われる小麦とは種類が違うデュラム小麦を粗挽きにしたデュラム・セモリナを原料とします。

その特長は、良質のたんぱく質を多く含み、
弾力性に富んでいるので生地の形成がしやすく、
ゆでてもコシが強く形がくずれにくいこと。
まさにパスタにぴったりの小麦粉です。

デュラム小麦は地中海沿岸、中近東、アメリカ、カナダなどの各地で生産されていますが、国産パスタには、カナダやアメリカで生産された、たんぱく質含有量の多い良質のものが使われています。

様々な工程を経て
パスタは作られる

パスタ工場での製造工程は以下の7工程になります。詳しくは「パスタができるまで」をご覧ください。

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