乳酸キャベツと2種のきのこのパスタ
- パスタ
- 160g
- 乳酸キャベツ
- 1カップ(150g)
- しめじ
- 半パック
- 椎茸
- 2枚
- エリンギ
- 2本
- 唐辛子
- 1本
- にんにく
- 1かけ
- 鶏ガラスープの素
- 小さじ1〜2
- 塩、胡椒
- 各少々
- オリーブオイル
- 大さじ2半
- 1.スパゲティーは塩茹でする。きのこは石つきを落とし、食べやすくする。
唐辛子は小口切り、にんにくは皮をむいて包丁の背で潰し、粗くみじん切りにする。 - 2.フライパンにオリーブオイル、1のにんにくと赤唐辛子を入れ弱火にかける。
香りがたったら、きのこを加えて油を回し、塩、こしょう、鶏ガラスープの素、茹で汁大さじ3を加えてソースを作る。 - 3.茹でたてのパスタを入れて和える。乳酸キャベツを加えてざっくり和えて器に盛る。
きのこは数種類合わせると旨味が増す。きのこ自体が子実体と言われる、効能の高い菌の集合体。
乳酸キャベツの乳酸菌は腸に届きやすい植物性乳酸菌。
乳酸菌、食物繊維、オイルの組み合わせは腸の前後運動を最強に促進させる。
乳酸菌を殺さないために、乳酸キャベツは最後に加える。
きのこと合わせると腸をさらに活性化させ、免疫力を高めるコレストロールの低下も助長する。
にんにくと唐辛子は弱火でゆっくり香りや辛味を引き出す。
材料
・新鮮なキャベツ・・・1個(約1kg)
・粗塩・・・・・・・・小さじ4
・きび砂糖・・・・・・小さじ1/2
・実山椒の塩漬け・・・大さじ2〜3
・唐辛子・・・・・・・2欠片
作り方
- 1.キャベツの外側の葉(あれば)をむく。半分に切って芯を落として2等分、または4等分にし、洗ってよく水気を切る。そのまま千切りにしてもよいし、葉を数枚重ねて丸めて切ってもよい。細かく切るほど発酵しやすくなる。
- 2.千切りにしたキャベツに味をしみこませるため、塩は2回に分けていれるのがコツ。まず半量のキャベツに半量の塩を入れる。好みでスパイスを加えても(ローリエ、クミン、唐辛子、クローブなど)。
- 3.残りのキャベツと塩、砂糖を加え、袋の上からなじませるように、よくもむ。密封袋(大)1枚に、ちょうどキャベツ1個分が入る。
- 4.余分な空気を抜いて口を閉じ、500mlペットボトル3本などで重しをし、常温に置く。手でぎゅぎゅっと押して、空気を抜きぴっちり口を閉じる。
- 5.3~6日おき、味をみて酸味がある、泡が立つなどの現象が現れたら、清潔な瓶に移す。発酵の副産物として炭酸ガスが発生するので、泡が出てきたら発酵している証拠。時々食べて、チェックする。
- 6.冷蔵庫で保存する。日を追うごとに、酸味が出て旨味が深くなる。冷蔵保存で、約1か月もつ。
- 井澤由美子 先生
- 東京都出身。
20代で飲食店を開業する傍ら、人気アメリカ生活提案雑誌の日本版料理編集部で、レシピ及び料理制作を担当。その後、独立し料理家となる。
旬の食材を生かした簡単なのにお洒落で美味しいレシピが人気。
「きょうの料理」(NHK)などの料理番組をはじめ、「はなまるマーケット」(TBS)、「 きがきくキッチ」(BSフジ)等の料理番組やCM、企業広告、書籍、雑誌、講演会、料理イベントなどで幅広く活躍中。著書も多数。
郷土料理が大好きな大学生の母でもあり、食育にも造詣が深い。