パスタをおいしくする脇役たち
パスタ料理を作る上で欠かせないベーシックなアイテムの使い方をご紹介します。
美味しさの鍵を握る、オリーブオイルのベーシックな使い方
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パスタ料理の中で最もシンプルなのに奥深いアーリオオーリオの作り方に沿ってオリーブオイルの使い方のポイントをご紹介します!
1 スパイスの香りを移したオイルソースの準備
火を入れる前のフライパンに、オリーブオイル、ニンニク、唐辛子を入れ、火にかけます。火加減は、ニンニクが焦げないように弱火にしましょう。香りづけできたら一旦ニンニクを取り出します。(最後の仕上げに使います)
2 パスタとオイルソースをしっかり馴染ませるための“乳化”
香りを出したオイルのなかに、レードル1/3ぐらいの「ゆで汁」を投入。火加減は、中火から弱火にします。
3 仕上げの香りづけは上質なオイルで
仕上げに、香りづけとしてオリーブオイルをまわしかけます。上質なオイルなら、より香りがたってソースのおいしさが際立ちます。
香りでワンランクアップ!ニンニク使いのコツ
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ニンニクの切り方は、料理によって使い分けが大切!
パスタ料理によく使われる3種類の切り方をご紹介します。
1 みじん切り
みじん切りは、ボロネーゼのようなひき肉などの具と一体化させたいものに使います。またトマトソースなどでも、ニンニク風味をしっかりつけたい場合もおすすめ。
2 半割り
半分に切って、オリーブオイルにニンニクの香りをつける方法はニンニクの香りが強く出すぎることがありません。全てのパスタに使えるオールマイティーな使い方。また、焦げてしまうこともないので、初心者の方も失敗しにくい方法です。
3 輪切り
輪切りの場合は、主にアーリオオーリオ。ステーキなどのトッピングなどにも使われます。食べる時、口に入れるニンニクの量を、自分で調整できるのもポイント。
その他ニンニク使いのポイント
- ニンニクを選ぶ際は、香りがよい国産のものがおすすめ。
- ニンニクの芽をとるのが、ニンニク使いのコツ!ニンニクの芽は焦げやすく、火を通すと苦味が強くなってしまいます。
- みじん切りや輪切りは焦げやすいので、中火〜弱火でゆっくり温めるとよいでしょう。
美味しさを引き立てるバジルの上手な使い方
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パスタ料理で生バジルを使う際、仕上げにちぎってパスタの上に散らす使い方がおすすめです。
生バジルを活かしたパスタソースをご紹介します!
1 ジェノベーゼソース
他の具材を先にミキサーにかけ、 最後にバジルを入れることでバジルの香りが引き立ちます。
乾燥バジルの場合
- オリーブオイルに加えて香りを出します。使う量は生の場合より少なめに。
濃厚な世界が広がる、パルメザンチーズの使い方
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コクのある香りや風味、濃厚な味わいを楽しみたいのであれば、粉チーズよりもブロックがおすすめ。
ブロックチーズは、熟成期間もながく、賞味期限も一般的に150日近くあるため、きちんと保存すれば、日持ちします。
パルメザンチーズは、フライパンの中で和えると溶け、香りが強く出ます。また、お皿の上にパスタを盛り付けたあと、パルメザンチーズをかけるとより香りが広がります。
フレッシュトマトのアマトリチャーナその他チーズ
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グラナパダーノ
廉価なグラナパダーノは、パルメザンチーズの代わりに使用することができます。
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パスタ上手へ。パスタツールの上手な使い方
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家庭でよく使われるパスタツールをご紹介します!
1 チーズグレーター
チーズグレーターがあると、パルメザンチーズなどの硬いチーズをすりおろすのにとても便利です。右図のように簡単にブロックチーズをすりおろせます。
2 トング
トングは材料をつかむだけでなく、混ぜたり、盛り付けたりとパスタ料理を作る上で欠かせないツールです。パスタの盛り付け時にひねるように使うと、盛り付けに立体感が生まれます。