山形おかひじきとペンネのカルボナーラ仕立て
材料(4人分)
ペンネ | 200g |
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おかひじき | 200g |
にんにく(みじん切り) | 1片分 |
なす | 1個 |
ミニトマト | 5個 |
バター | 大さじ2 |
塩・こしょう | 適量 |
A
オリーブオイル | 大さじ3 |
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塩 | 小1/2 |
生クリーム | 200ml |
卵黄 | 2個 |
蜂蜜 | 小さじ1 |
作り方
- おかひじきは、根本を1cm切り離し、のこりを3等分に切り、さっとゆで、フードプロセッサーにかける(又はみじん切りにしておく)。
- なすは1.5cmの輪切りにし、水に入れてアクを抜く。ミニトマトは軸を取り4つに切る。
- 塩を加えたたっぷりの湯で、ペンネをアルデンテにゆでる。
- フライパンにバターを加えて、2のなす、ミニトマトを炒め、軽く塩・こしょうしておく。
- アルデンテにゆでた3のペンネを4に加えてさっと炒める。
- 別のフライパンにオリーブオイルを入れ、にんにくのみじん切りを香りがたつほど炒め、Aの調味料を加え卵黄に少々火が通ったら1のおかひじきペーストを加えてソースとする。
- 6のおかひじきソースに4と5のペンネを和えて盛りつける。
使用食材
山形おかひじき
「おかひじき」は、野草から野菜として栽培されるようになった珍しい食材です。その名の由来は、外観が海草のヒジキに似ていたことからついたもので、海のない山形が主産地です。
味や香りにクセがなく、栄養的には、カロチン、カリウム、カルシウム、ビタミンAなどミネラル分が豊富なのも大きな特徴です。
塩を加えた沸騰湯で1分ほどゆで、冷水に浸せば美しい緑色を残すことができ、シャキシャキとした独特な歯ざわりが楽しめます。また、からし醤油やドレッシングで和えても美味しくいただけます。
講師プロフィール
吉田 久子 先生
吉田 久子 先生
山形中央クッキングスクール校長
山形県料理学校協会長、東日本料理学校協会名誉理事、ローズヒップ愛好会代表などの役職を歴任。また地産地消を推奨する懐石風レストラン『久味善』のオーナーとして店舗も手掛ける。
さらに県内の各TV番組への出演、食材をはじめ各種イベントの講演、料理講習会の講師や食品コンサルタントとして多方面で活躍中。また、内閣府の「食育ボランティア」に関する表彰をはじめ、全国料理学校協会や東日本料理学校協会・功労賞、山形県・市/産業商工観光・功労賞など多数受賞。
<主な著書>
「創ります郷土の味」(みちのく書房刊)、「ローズヒップでつるつる美肌になる」(リヨン社刊)、「不思議発見山形の味」(山形市監修)など。